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スズメバチ駆除 方法

2018/07/10
スズメバチ

スズメバチの巣を駆除するには、やはり殺虫剤を使うのが効果的です。しかし、繁殖期のハチは攻撃性が高まっているので、巣を駆除しようとした際の刺激に対して、敵とみなされ襲い掛かってくる事があります。
殺虫剤が効くまでの間に刺されてしまっては元も子もありません。やむを得ず駆除をしなければならない場合には、駆除による被害に備えて、完全防備の服装を準備して行う事が必要です。

巣の駆除を行う際の服装については、ハチ駆除専用の防護服や、雨合羽などが良いでしょう。帽子や手袋も着用して、首筋や手足首など肌の露出を極力少なくする事が重要です。
服の色は白色を着ましょう。黒、赤、黄色などの色はスズメバチを刺激する色なので、刺されてしまう可能性が高くなり危険です。

スズメバチの巣の駆除の作業は夕方~夜間に行います。
暗くなっている時間帯なので懐中電灯などの照明を使用する事になるかと思いますが、その際、懐中電灯がハチを刺激してしまう事があります。刺激してしまう事を防ぐために、懐中電灯にはあらかじめ赤いセロハンを貼っておきましょう。

実際に駆除を行う際の作業は、まず離れた位置からスズメバチの巣全体に対して殺虫剤を噴霧します。巣の中からハチが出てくるかと思いますが、その間も噴霧を止めず、巣に向けて殺虫剤を吹き付け続けます。
1分ほど殺虫剤を吹き付け続けた後、巣の中で蜂が動く音がしなくなれば、巣の撤去に移ります。

巣を撤去する際に生き残っているハチが居ると危険なので、直接巣に触れてゴミ袋に入れるのではなく、長い棒など巣を叩き、ゴミ袋の中に落として入れるのが良いでしょう。あとはゴミ袋の口をしっかりと結べば巣の駆除は完了です。

以上が駆除の基本的な流れとなりますが、スズメバチの駆除を個人で行うのは大変危険です。
特に7月以降になると攻撃性が非常に高くなっており、刺されてしまうとアナフィラキシーショックで最悪の場合は命を落としてしまうという危険性すらもあります。
ですので、知識と経験のあるスズメバチ駆除のプロの駆除業者に頼むのが最善策です。

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スズメバチの危険性

スズメバチに刺されて死亡する事故が多いのは周知の事実です。ほとんどの場合、過剰な免疫反応を引き起こしています。これは「アレルギー性ショック死」であり、別名「アナフィラキシーショック」と呼ばれています。蜂に刺されて死亡した事故は大体がこの「ショック死」によるものです。嘔吐や呼吸困難、眩暈、顔面蒼白等の症状が出て、最悪の場合は死んでしまいます。もしハチに刺された際には、これらの症状が出ていないか確かめてください。刺されて30分後あたりから何らかの兆候が見られるはずです。また、その兆候が見える時間が早ければ早いほど危険と判断されています。異変を感じたら、救急車を呼ぶなどして病院へ急ぎましょう。